上司の考えに振り回されない!仕事の視座を上げる大切なポイント

ボクトヒカル

仕事をしていると、「上司は何を考えているのだろう?」と思うことはありませんか。

上司の意図を理解し、期待に応えることは大切です。

ただし、上司の考えを理解しようとするあまり、自分の考えを見失ってしまうのは避けたいところ。

大切なのは、上司の視座で考えながら、自分の判断軸も持つことです。

今回は、そのために意識したいことを考えてみます。

上司の考えを理解するには、背景を見る

上司の発言や指示を理解するためには、言葉そのものだけでなく、その背景に目を向けることが大切です。

例えば、上司が新しい企画に慎重な姿勢を示したとします。

「挑戦する気がないのかな」と感じるかもしれません。

しかし、会社の業績が厳しい状況にあるのかもしれません。

部門の人員が不足しているのかもしれません。

あるいは、今は別の課題を優先する必要があるのかもしれません。

上司の置かれた状況によって、判断や優先順位は変わります。

だからこそ、上司の言葉だけで判断せず、経営方針や組織体制、部門の課題なども含めて考えてみる。

これはめっちゃ大切です。

なぜなら上司は、自分の上司や組織の方針を意識しているからです。

そして、発言の前後関係やタイミングにも注目する。

「何を言ったか」だけでなく、「なぜ今、その発言をしたのか」を考えること。

それが、上司の意図を理解する第一歩になると思います。

上司の視座で考えると、仕事の見え方が変わる

もう一つ意識したいのが、自分より一つ、二つ上の視座で考えることです。

例えば、自分が担当する仕事の成果を考えるだけでなく、部門全体にどのような影響があるのかを考えてみる。

さらに、会社全体の利益や成長につながるのかという視点も持ってみる。

自分にとって良い仕事でも、部門全体で見ると優先順位が低いことがあります。

反対に、自分の担当業務には直接関係がなくても、他部門との連携や会社全体の成果を考えると、重要な仕事もあります。

視座を上げるとは、単に大きなことを考えることではありません。

自分の役割を超えて、より広い範囲で物事を判断することです。

この視点を持つと、上司の指示の意図が理解しやすくなり、自分で考えて行動できる範囲も広がっていきます。

視座を上げることで、視野も広がります。

そして、見える景色が少し変わります。

そうすると、仕事の進め方や上司への報告の仕方も、今までと違う方法に変えようかな?とか、考えるようになって仕事も楽しくなります。

ただし、上司の考えに寄り過ぎない

ここで注意したいことがあります。

上司の考えを理解することと、上司の考えに従うことは同じではありません。

上司の意見を先に聞くと、無意識のうちに自分の考えを修正してしまうことがあります。

上司に評価されたいという気持ちが強くなれば、違和感があっても反対意見を伝えにくくなるでしょう。

その結果、自分で考えるよりも、上司が求める答えを探すようになってしまいます。

自分は自分、上司と考えが違ってもいいんです。

大切なのは、上司の意見を聞く前に、自分なりの考えを持っておくことです。

「自分はどうするべきだと考えるか」
「その理由は何か」
「どのようなリスクがあるか」

まずは自分の頭で考える。

その上で上司の意見を聞き、必要な部分を取り入れる。

上司の考えを理解しながら、自分の判断軸を失わないことが大切です。

上司の指示が変わる背景には何があるのか

上司が今までと違う考え方を示したり、これまでの方針を変えたりして戸惑ったことはありませんか?

私は何度もあります。

私の会社は業界内では商品ラインナップが豊富なメーカーとして有名ですが、営業時代に、上司や上層部が今期は“商品A”に注力して徹底的に売るぞ!と方針を示した3カ月後に、やっぱり注力品は“商品B”だ!とコロッと方針が変わることはよくあり、商品Aを売るために下準備を整え、実行していたキャンペーンなどの拡販策を止められることがありました。

私はそのコロコロ変わる方針に憤慨していました。

しかし、いま考えると、それは自分の上司も、上司の上司や、役員などから方針の変更を指示されているのかもしれないし、市況の変化を見極めて判断していたのかもしれない、もしかすると極秘の開発や生産トラブルがあったのかもしれません。

こうした、上司の指示が変わる背景を知るためにも、当時の私は上司へ質問をし、会話をしながら目線を合わせることが必要だったと思います。

その方が、多少なりとも自分の納得感を得ることができたと思うし、自分のパフォーマンスを上げることができたはずだと後悔しています。

最後に

上司の考えを理解するために、特別なことをする必要はありません。

日々の仕事の中で、次の3つを意識してみましょう。

  • 背景を見る: 上司が置かれている状況や、組織の変化を把握する。
  • 文脈を読む: 発言の前後関係やタイミングから、意図を考える。
  • 自分で考える: 上司の意見を聞く前に、自分なりの結論と根拠を持つ。

もちろん、相手の意図を完全に理解することはできません。

自分の解釈が正しいと思い込まず、必要に応じて本人に確認することも大切です。

上司の考えを理解する力は、上司とうまく付き合うためだけのものではありません。

より広い視点で物事を考え、自分自身の判断力を磨くための力でもあります。

上司の視座で考える。

自分の頭で考える。

そして、現場の視点も忘れない。

この点を意識しながら、日々の仕事に向き合っていきたいですね。

以上

ABOUT ME
わらってすすむ
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営業企画マネージャー
製造業の営業企画マネージャーをしています。 マネジメントも含めて、営業の最前線で19年のキャリアを積み現職の営業企画へ異動しました。 職場ではマネージャーとして、家庭では親父として、仕事も遊びも色々な視点で楽しんでいます。
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