G-RZ6K58FTGE 嫉妬心をエネルギーに変える不法
ビジネスの裏側

嫉妬を成長のエネルギーに変える4つのポイント

ボクトヒカル

嫉妬について自身の経験から思うこと。

私たちは、会社という組織の中で、常に評価や昇進・昇格といった「第三者の評価」と向き合っています。

だからこそ、同僚が自分より高い業績を上げたり、上司からの引き立てを受けているのを見ると、「羨ましい」「自分は置いていかれている」といった、複雑な感情が湧き上がってくるのは自然なことですよね。

嫉妬は、自分の現状に不平や不満を抱いているほど抱きやすく、自分自身の不安や焦燥感、劣等感の増大などが一因となって生まれます。

私も、若手時代には、自分の器の小ささに悩んだことが何度もあります。

でも、皆さんに知っていただきたいのは、このネガティブに見える嫉妬という感情こそ、実は自分を大きく成長させるための強力なエネルギー源になるということです。

嫉妬は、人間関係のなかではしばしば発生しますが、この感情を健全な競争心や向上心に変えることができれば、自身のスキルや成功につながる可能性が高まります。

嫉妬心があっても大丈夫!それをポジティブに利用しましょう。

このページでは、、私がマネージャー(管理職)として皆さんにお伝えしたい「職場の嫉妬心との向き合い方」について、嫉妬を成長のエネルギーに変えるポイントを“4つ”に絞って書いています。

ポイント① その「羨ましい」は、あなたの中に眠る「可能性」の証明

誰かの成功や幸福を強く「羨ましい」と感じる時、まずは自分の感情が嫉妬であること、相手を羨む気持ちがあることを認識しましょう。この認識こそが、変化の第一歩です。

そして、その感情を「自己成長の機会」と位置づけてください。

なぜなら、あなたが誰かに強く嫉妬してしまうのは、「自分にもそれができるはずだ」「本当はそこに興味がある」という、あなた自身の可能性を見出している動かぬ証拠かもしれないからです。もし全く関心がない分野であれば、単に「尊敬」で終わるはずです。

嫉妬の根底にある「相手をうらやむ気持ち」を、ネガティブなまま放置せず、健全な競争心や向上心に変えることが、自己成長の機会につながります。

他人との比較で落ち込んでいる暇はありません。そのエネルギーを、あなたの可能性が開花する方向へ向けて、一歩踏み出してみましょう。

ポイント② 動機の源泉を「内側」に切り替える(内発的動機と外発的動機)

嫉妬の感情は、他者の昇進や高い業績、上司からの引き立てといった、外部からの評価や報酬がきっかけとなって生まれることが多いです。

ここで、私たちが仕事に取り組む「やる気の源泉(動機)」について、心理学の視点から理解しておきましょう。

動機付けには、大きく分けて「外発的動機付け」と「内発的動機付け」の2種類があります。

1. 外発的動機付け(外側からの力)

【定義】報酬や評価、罰則、指示など、外部からの刺激によって行動を促す動機です。

【具体例】「ボーナスのために結果を出したい」「上司に叱られたくないから作業をこなす」など。

【特徴】行動を始めるきっかけとして有効で、短期的な効果が期待できます。しかし、報酬や評価がなくなれば行動も止まりやすく、効果が長続きしにくいという欠点があります。

2. 内発的動機付け(内側からの力)

【定義】報酬や評価とは関係なく、自分の内面から湧き上がる興味・関心・価値観・やりがいによって行動する状態です。

【具体例】「この仕事が面白いからもっと学びたい」「自分の成長を実感できるのが楽しい」など。

【特徴】モチベーションが持続しやすく、自主性や創造性を高める効果があり、長期的な成長につながります。

嫉妬を感じてしまう時、あなたの意識は、他者が得た外部からの評価(外発的動機)に偏りすぎているのかもしれません。

仕事における成功や目標達成という視点で見ると、長期的な質の高い行動を継続的に生み出す土台となるのは、内発的動機です。

誰かの成功を見て焦るのではなく、「自分は何にやりがいを感じたいのか」「この仕事を通じてどう成長したいのか」と内面に目を向け、やる気の源泉を内発的なものにシフトする意識が大切です。

ポイント③ 成功者の「見えない努力」に焦点を当てて学びの糧にする

他者の成功が眩しく見え、嫉妬してしまう時、その相手がまるで何不自由なく恵まれているように感じられるかもしれません。しかし、そうした成功者も良いことばかりのはずはないと理解することが大切です。

なぜなら、成功する人は、見えない部分での努力や苦労が伴っていることが多いからです。私たちは結果だけを見てしまいがちですが、その裏側にあるプロセスに注目することが重要です。

嫉妬の感情をポジティブな力に変えるためには、感情的な反応に留まらず、相手の長所や、その結果を生み出すための努力、過程を冷静に見習う意識を持ちましょう

さらに、可能であれば、その相手にアドバイスをもらったりすることも、自己成長の機会として役立ちます。

「どうすればあの人のレベルに近づけるか」という具体的な行動計画に意識を集中させることで、嫉妬は向上心へと昇華されます。

ポイント➃ 自分が成功したときこそ「謙虚さ」を忘れない

さて、若手や中堅の皆さんはこれからさらに成果を上げ、昇進していく機会が増えるはずです。その時、今度は皆さんが誰かから嫉妬の対象になる可能性があります。

職場での嫉妬は、チームワークや生産性を低下させる要因にもなります。もし、特に理由もなくきつい言葉や素っ気ない態度をぶつけられた時、それは相手の嫉妬によるものかもしれません。嫉妬はする側が一方的に抱く感情であり、嫉妬の対象となる人にとっては身に覚えがない場合も多い理不尽な感情です。

仕事に支障が生じないよう関係を良くするための対策として、まず、日頃から謙虚な姿勢を保つことが非常に重要です。

自分自身の成功については控えめに話すこと。そして、周囲の協力への感謝を伝えるよう心がけてください。また、相手の価値観や成果を尊重することも大切です。

こうした姿勢が日常的なコミュニケーションで自然に伝わっていると、嫉妬を抱き難い、良好な人間関係を築きやすくなります。

相手の得意分野で相談したり、頼ったりすることが、信頼関係を築くきっかけになることもあります。

おわりに

今だから思うこと

私は、今の会社に入ってから最初の数年は、メチャメチャ周りの目や、評価を気にしていました。

しかし、世間一般的に成功者と言われている経営者やプロスポーツ選手の書いた本を読み漁っている時に気がついたのです。人からの評価を気にするよりも、自分が日々成長しているかを気にする方が心が豊かなになることを、そして、少しずつでも成長を感じることができる行動を取る方が、評価を気にした行動を取るよりも、自分の心が満たされることに。

すぐには変わることはできませんでしたが、自分の成長にフォーカスした行動をとり続けることで、妬みのような不要な嫉妬心はドンドン減っていきました。

仕事で誰かと比較され、あるいは自ら比較してしまい、気持ちが落ち込んでしまうことは、社会人なら誰もが経験する葛藤です。

しかし、ここまで書いてきたように、嫉妬はあなた自身がまだ気づいていない「可能性」を教えてくれているサインでもあります。

外的な報酬(評価)に振り回されるのではなく、内発的な意欲(やりがいや興味)にフォーカスし、その嫉妬心を健全な競争心に変えることができれば、必ず皆さんの今後のキャリアを強く後押ししてくれるはずです。

このページが、読んで頂いた方の参考になれば幸いです。

参考資料

このページで参考にさせて頂いた資料を、以下へ記載しています。

外発的動機付けとは? 内発的動機付けとの違いについて解説

内発的動機付けとは? 重要な理由やメリット・デメリットについて解説

内発的動機と外発的動機の違いとは?企業研修・人材育成で見落としがちな“やる気の継続”の本質 | ヒューエイド

【職場の嫉妬】職場で嫉妬された・自分が嫉妬してしまった際の対処法 – CANVAS

以上

ABOUT ME
ボクトヒカル
ボクトヒカル
事業企画マネージャー
一般企業で事業企画マネージャーをしています。 マネジメントも含めて、営業として19年のキャリアを積み現職へ。 リスキリングを目的に、働きながら大学院で経営学を学び、経営学修士(MBA)を修了。 仕事も遊びも色々な視点で楽しんでいます。
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