雑談

子供の進路

ボクトヒカル

子供の進路は、子供の気持ちを尊重して決める。

そう考えていたのに、息子が高校受験を控えた中学2年生から3年生の頃には、自分の考えを押しつけるような意見を言ってしまっていたと思います。

子供だけの考えだと、進路の選択が楽な方向に進んでいる気がして、ついつい色々と意見しました。

最終的には、息子が一番行きたい高校を受験させ、無事に入学しましたが、果たしてそれで良かったのか?

このページでは、そんな答えの出ないモヤモヤを書いています。

子供の意見を尊重する

子供の進路は、子供の気持ちと意見を尊重する。そう決めていたのに、息子が行きたい高校やその理由を聞くと、その考えで大丈夫か?と不安になり、ついつい色々と意見してしまいました。

特に、息子が行きたいという高校の学力(難易度)が段々と下がってくると、楽な方向に進んでいないか?不安になりました。

中3の夏頃になると、息子の気持ちの中では受験する高校は決まっており、第一志望を変えるつもりはないと意思表示をしていました。

私も妻も、息子の意思を尊重すると言いながらも、自分の意見を伝え、息子がもう一つ上の学力(偏差値)の高校を受けるように誘導していた気がします。

子供が、自分の進路を自分で考えることが重要で、親はアドバイスはするが、最後の意思決定は子供自身がする。一応それは実践したけど、息子が意思決定した後にも、先述のように色々と親の意見を言い続けて、息子の考え(決定)を変えようとしていたと思います。

この受験を通して、子供の意思を尊重することは、思っていたよりも難しいことが分かりました。

子供の進路と選択肢

子供には、自分の進路の選択肢を増やして欲しい。

少ない選択肢の中で自分の進路を決めるのではなく、あそこにも行けるし、ここにも行ける、進む道は一つではなく複数ある選択肢の中で、自分の気持ちや意思を優先できる環境をつくって欲しいと思っています。

やみくもに多くの選択肢を持ってほしいわけではなく、いくつか複数の選択肢を持てる努力をし、自分の進路を決める場面で、複数ある選択肢の中から、なるべく自分の想いや意思に沿った判断が出来る環境をつくって欲しいと思います。

しかし、これも親の勝手な思いなので、押しつけることなく、息子との普段の会話やコミュニケーションの中で伝えて行きたいと考えています。

親の気持ちと子供の選択

息子の受験を通して、子供の意見を尊重する難しさを思い知りましたが、振り返ってみると、これまでの子育ての中でも息子の意見を尊重することなく、親の考えを押し通していたことが多々あった気がして、反省しています。

なぜそうなってしまうのだろう?と考えてみると、思考のどこかで今の息子と過去の自分を比較していたり、自分(親)がこうして欲しいという、自分の感情(親の思い)が入っているからだと思いました。

この自分の考えや思いを完全に取り除くことは容易ではないと思いますが、子供が大事な選択をする時には、自ら考えさせ、選択させることを習慣にしたいし、私は息子の選択を尊重し、見守ることを心掛けたいと思っています。

まとめ

このページを書いていて、改めて子供が自ら自分の進路を選択する重要性を感じました。

そもそも私は息子へ、どこの高校を受験するのかと聞いている時点で、親の常識を当て込んでおり、親の常識の範囲で話を進めていることに気がつきました。

別に高校へ行って当たり前ではなく、本当なら息子が高校に行くのか?行かないのか?高校受験をするのか?しないのか?の選択肢もあった訳です。

そう考えると、自分にとって子供の意見を尊重するために必要なことは、自分の常識の範囲で物事を考えないことだと思いました。

以上、まとまりのない、まとめでした。

ABOUT ME
ボクトヒカル
ボクトヒカル
事業企画マネージャー
中堅企業で約18年間、営業としてキャリアを積み、営業マネージャーを経て、現在は事業企画マネージャーとして、新事業の企画と事業戦略のマネジメントを担っています。
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