G-RZ6K58FTGE マネージャーの仕事
仕事のこと

マネージャーの仕事って何だろう

ボクトヒカル

「マネージャーの仕事は決断の連続だ」この言葉を耳にしたことはありませんか?

実際にその役割を担うと、ビジネスの現場がいかに日々刻々と変化し、大小さまざまな決断を迫られるか痛感するものです。

組織やチームの責任者として、このダイナミックな環境を乗り越え、目標達成へと導くためには、一体どのようなスキルと視点が必要なのでしょうか?

この記事では、あらゆる企業のマネージャーに共通する5つの重要な仕事を明らかにしつつ、さらに、その役割を全うするために不可欠な5つのキーポイントに焦点を当てていきます。

マネージャーの仕事の奥深さと魅力を一緒に探っていきましょう。

マネージャーになって気がついたこと

私はマネージャーになった時に営業をしていたので、営業マネージャーとして先ず、チームの売上・利益目標達成という分かり易い目標があり、この目標達成のための営業施策と、持続的な人財育成が必要であると考えていました。

このように、 マネージャーとして、目標達成のために何が必要かは、十年以上の営業経験と、ビジネス・スクールで学んだMBAの知識により、ある程度の見込みができていました。

しかし、実際にそれをアクションに落とし込み、実装させて行くと、上手くいかなかったり、想定外のことが起きたりして、目標達成のために“やるべきこと”を見失うことがありました。

そんな時はいつも、マネージャーとして必ず押さえておくべき自分なりのキーポイントを、スマホやiPadにメモして、見直すようにしていました。 

ここからは、その時にメモしていた内容の一部を紹介します。

どの企業のマネージャーにも共通する5つの仕事

1.チームの目標達成に向けた推進

  • 組織目標をチーム目標に落とし込み、達成に導く
  • KPIやOKRの設計・運用

2.メンバーの育成・評価

  • スキルアップ支援、キャリア形成の伴走
  • 定期的なフィードバックと評価面談

3.業務の設計・改善

  • 業務プロセスの最適化
  • ツールや仕組みの導入による効率化

4.他部署・外部との連携

  • 部門間の調整役としての橋渡し
  • 顧客やパートナーとの関係構築

5.チームの心理的安全性の確保

  • 意見を言いやすい雰囲気づくり
  • コンフリクトの早期発見と解消

マネージャー職 5つのキーポイント

1.目的思考と人間的思考の両立 

☑ 結果を出すだけでなく、メンバーの成長や満足度も重視する。

2.意思決定と責任の明確化

 ☑ 判断を下す力と、その結果に責任を持つ覚悟。

3.共感力と伝達力

 ☑ メンバーの感情や状況を理解し、適切に伝える力。

4.変化への対応力

 ☑ 環境変化に柔軟に対応し、チームを目標達成へ導く力。

5.任せる技術

 ☑ 自分で抱え込まず、信頼して仕事を委任するバランス感覚。

マネージャーの仕事は魅力的

AIやテクノロジーが発達しても、マネージャーの仕事の「魅力」や「価値」は変わらない!

AIやテクノロジーが発達した現代においても、マネージャーの仕事の価値は高いと私は考えています。

なぜなら、AI などテクノロジーの技術が発達すれば、色々なものが完成度高く出来上がりますが、われわれ人間は、現代においても不完全で不安定な存在だからです。

 この、不完全で不安定な「人」をマネジメントするマネージャーの仕事は、テクノロジーが発展した現代においても非常に重要で、魅力ある仕事だと思います。

まとめ

近年、メディアのニュースでは、マネージャー職(管理職)の人気が低迷していると報道されていますが、人とのコミュニケーションが好きな方や、チームビルディングに興味のある方にとって、マネージャー職は価値が高いだけではなく、本当に面白い仕事です。

マネージャー(マネジメント)をしていて、苦しいことや悩むときもあります。

しかし、マネージャーになると、自分で考え、判断し、実行できる権限は広がるし、自部門のメンバーや、チーム全体のためにできることが増えます

仕事の範囲が広がるマネージャー職は魅力的だし、実際にやりがいがあると私は感じています。

人それぞれの考え方があるし、人によって環境も大きく異なると思いますが、機会があるのならば、多くのビジネスパーソンに嫌がらずにマネージャー職へ挑戦して欲しいし、楽しんで欲しいと思います。

このページが、読んで頂いた方の参考になれば幸いです。

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ABOUT ME
ボクトヒカル
ボクトヒカル
事業企画マネージャー
中堅企業で18年間、営業としてキャリアを積み、営業マネージャーを経て、現在は事業企画マネージャーとして、新事業の企画と事業戦略のマネジメントを担っています。
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