このページでは、大学院を卒業してから一年が経過し、MBAを学んで良かったことは何か?良かったことが沢山ある中でも、特に良かった大きなメリットを4つに絞ってランキング形式で発表します。
MBAとは何か?MBAではどんなことを学ぶのか?MBAについて興味のある方は是非、過去の記事を参考にしてください。
※MBAとは?参考ページ ➡ MBAを学んだ経験から思うこと
それでは、MBAを学んで良かったことベスト4を発表します。
第4位 実務以外の豊富な知識を得た

MBAを学ぶ講義で、実務以外の豊富な知識を得ることにより、その知識は結果的に仕事でもプライベートでも役立つ知識となりました。
大学院(ビジネススクール)に通っていた時の私の仕事は営業でしたが、実務と直接は関係しない知識が身につくことで、多くの刺激をもらい、間接的に実務にも良い影響をもたらしてくれました。
具体的には、MBAで学ぶアカウンティング(会計)やファイナンス(金融)の知識は、営業職だった私が実務で使うことはありませんでしたが、社内で経理担当者と話す時に、相手が言っている専門用語の意味が分かり、伝えたい内容の理解が深まりました。
また、自社の中期経営計画の策定メンバーに選ばれた際には、経営企画部が話すROEやROICなど、ファイナンスに関する用語を使ったプレゼンもスムーズに理解できました。
仕事以外では、アカウンティングやファイナンスの学びによって、財務諸表を理解し、分析することが出来るようになった為、プライベート(個人)で、株式投資を行う際の企業分析にも役立ちました。
※ビジネススクールとは?参考ページ ➡ 日本№1 ビジネススクール
第3位 心も体もタフになった

心も体もタフになったと書くと、精神論的に受け取られるかもしれませんが、少しそれに近い面もあります。
大学院へ入学してからは、それまでは自分で無理だと勝手に判断していた仕事量や勉強時間の確保が、やらざるを得ない状況に身を置くことで、何とかなる!何とかする!という思考と行動に変わりました。
私は、大学院でMBAを学ぶ際に、国内で働きながら通学する「国内パートタイム」のスタイルを選択していた為、平日は従来通り仕事をし、土日や平日の夜に講義を受けたり、課題(宿題)に取り組んだり、レポートを作成したりしていました。
働きながら学ぶことは、想像以上にハードでしたが、「何とかなる」、「何とかする」、が前提にあるので、がむしゃらに頑張ることができました。
この、「何とかなる」、「何とかする」という思考と行動が、結果的に自分の心と体をタフにしてくれました。
第2位 多様な考え方ができるようになった
ここで書く多様な考え方には大きく2種類あります。
それは、「問題解決の思考」と「将来への展望」です。
①問題解決
仕事でも、大学院の講義でも、難しい課題や、複雑な問題にブツかった時に、課題や問題を「分解して考える」、「視点を変えて見る」という考え方を意識するようになりました。
これらの考え方を意識することで、それぞれ以下のメリットを感じています。
※分解する
大きな問題を一つ一つ小さな問題に分解することで、具体的に何をやればいいのかが見えて来ます。つまり、具体策が見える化できるという事です。
※視点を変える
プレッシャーの掛かる課題と向き合った時に、視点を変えて見ると、大きなチャンスだったりするし、視点を広げて見ると、仮に失敗してもリカバリーできる案件だったりします。
また、課題に対して、これまでとは違う解決方法のアイディアが出てくることもあります。
分解して考えることや、視点を変えて見ることは、大学院の講義や課題に取り組む中で叩き込まれましたが、この考え方ができると、大きな問題へ対処する際に冷静になれるし、高い壁だと感じていた難題のハードルも少しずつ下げることが出来ます。

②将来への展望
私の場合、在学中は営業職でしたが、大学院(ビジネススクール)では日常業務の中では決して出会うことのない、多種多様な人たちと共に学ぶことができました。
医師、公務員、銀行員、弁護士、プロスポーツ選手、オリンピック選手、経営者、個人事業主、起業家など、一緒に学んだ人たちの職種は多種多様で、それぞれの考え方や生き方も多種多様であり、本当に多くの刺激をもらいました。
在学中に、バラエティーに富んだ多くの考え方や生き方に触れさせて頂き、自分の将来への考え方が変わり、視野が広がり、選択肢も広がりました。
視野が広がり、選択肢も広がったことにより、これまで以上に将来への展望が明るくなったと確信しています。

第1位 切磋琢磨できる最高の仲間と出会えた
先述の、第2位「多様な考え方ができるようになった」の記述の中にもありますが、多種多様な職種の仲間と出会えたことにより、自分の考えに大きな変化が起きました。
それは、どれもポジティブな影響による変化です。自分よりも圧倒的な行動量で活動する仲間を見て、自分も頑張ろうと思えたし、あの人と同じようには出来ないけど、もう少しだけ頑張ってみようと踏ん張ることができた。この経験は、自分の将来にとってメチャメチャでかいと思っています。
そして、その仲間とは今も繋がっています。これは、自分の一生の財産にしたいと心から思える宝物です。大人になってから仕事以外で、本当に大切な友人に出会えるなんて最高です。

まとめ
卒業から一年が経過して改めて大学院での学びを振り返ると、仲間や講師から本当に色々な刺激を受け、講義や課題以外の学びも多かったし、楽しかった。
ハードな毎日に何度も負けそうになったけど、仲間や講師、家族の支えのお陰で楽しく乗り越えることができた、そう感じています。
やっぱり、一緒に学んだ仲間の存在はとても大きいし、それが今でも自分にとって最高の財産だと思えることが幸せです。
ただの感想のようなまとめになってしまいましたが、このページが、読んで頂いた方の参考になれば幸いです。