1on1ミーティングのポイント
ボクトヒカル
つぶやくマネージャー
仕事を任せられる人の共通点
ボクトヒカル
なぜ、あの人ばかり重要な仕事を任されるのか？
職場でそんな疑問を抱いたことはありませんか？実は、重要な仕事を任せられる人には明確な共通点があります。
今回は、自身の経験と複数の専門記事を参考に、重要な仕事を任される人と、任せてもらえない人の特徴をわかりやすく解説します。
上司が重要な仕事を任せる人
上司が重要な仕事を任せる人の5つの特徴と共通点は、以下の通りです。
①目的とゴールを理解している
任される人は、単に指示された作業をこなすのではなく、「この仕事は何のためにあるのか？」という目的を理解しています。そして、ゴールから逆算してスケジュールを立て、必要な準備や確認を自ら行います。
②指示待ちではなく、自ら考える
「言われたことだけやる人」ではなく、「自分で考えて動ける人」が任されます。
上司が不在でも、状況を見て判断し、必要な行動を取れる人は安心して仕事を任せられます。
また、自分で考えて動ける人は、自分で課題を見つけ、改善提案ができる人が多いです。
③報連相の的確でタイミングが良い
任される人は、報告・連絡・相談のタイミングが絶妙です。
「聞かれてから報告する」のではなく、「今この情報を伝えるべき」と判断して動きます。報連相が上手な人は、進捗や懸念点を早めに共有し、上司の不安を減らすことに長けています。
④組織目線で考えることができる
「自分の仕事」だけでなく、「組織全体の成果」に意識を向けられる人は、上司から信頼されます。 自分の成果がどう組織に貢献するかを理解しているからこそ、責任感が強く、大事な仕事を任せても安心です。
これができる人は、「この仕事はチームにどう影響するか？」を考え、組織の目標に沿った行動が取れる人です。
⑤素直に学び、吸収する姿勢がある
任される人は、上司や先輩からのフィードバックを素直に受け入れ、学びに変えます。
「自分のやり方」に固執せず、まずは吸収してから応用する柔軟性があります。
また、上司の意図を理解しようとする姿勢があり、視野を広げて学び続ける人は継続的に成長する可能性が高いため、重要な仕事を任せたくなります。
心配で仕事を任せられない人
一方で、重要な仕事を任されない人には、以下のような特徴が挙げられます。
- 業務態度が悪い：遅刻や欠勤が頻繁にあり、仕事に対する責任感が欠けている。
- 普段からミスが多い：頻繁にミスが発生し、納期や作業手順を間違えるなど、周囲からの信頼が低い。過去のミスから学ぶことが少なく、同じ過ちを繰り返す傾向がある。
- 言い訳ばかりする：自身の過失を認めず、他人や状況のせいにするため、周囲からの信頼を得るのが難しく、自己反省や成長の機会を逃している。
- 報連相ができない：必要な情報共有をせず、業務の進行に悪影響を与える。
- 指示されたり教えてもらったりするのを待つだけ：自分で考えて判断し、主体的に行動しない。
仕事を任されないままだと、経験を積む機会が減り、「できる人」との差が広がる可能性があります。雑務やルーティン業務ばかりになり、やりがいも得られにくいと思います。
組織に属するビジネスパーソンには、上司や先輩から、重要な仕事を任せられる人になって欲しいです。
信頼を得て仕事を任されるための方法
重要な仕事を任されるようになるためには、以下の点を心がけることが大切です。
- 報連相を徹底する：情報の共有とコミュニケーションを円滑に行い、信頼性と効果的な協力関係を築く。
- 仕事に対して責任感を持つ：他の人との約束を実行し、ミスを認めて責任を取ることで信頼を築く。
- できることはすぐに実行する：仕事を任されたら速やかに行動を取り、問題が発生した際には迅速かつ効果的に対処することで信頼を得る。
- コミュニケーションを重視する：積極的にコミュニケーションを取り、周囲の人々の意見や感情を理解し、アドバイスやフィードバックを受け入れることで信頼関係を築く。
- 仕事を自己成長の機会と捉える：仕事を通じてスキルを鍛え、レベルアップできると捉えることで、目の前の仕事が楽しく感じられるようになります。
あなたはどうですか？
ここまで読んで頂き、皆さんの現状はどうでしょうか？職種や立場（職位や経験）によって、それぞれ状況が異なると思います。
ここまで偉そうに書いてきた私も、まだまだ出来ておらず、反省すべき点もあります。
しかし、以下の3点は常に意識するように心がけています。
- ゴールから逆算して動けているか？
- 上司の視点で物事を考えているか？
- 報連相のタイミングを意識しているか？
どの年代の、どの立場の方でも全然遅くありません！気がついた時点で、少しずつ意識を変えることで、あなたも「任される人」になれるはずです。
次のチャンスをつかむために、今日から一歩踏み出してみませんか？
まとめ
重要な仕事を任せられる人は、単にスキルが高いだけでなく、「相手目線の安心感」 を与えることに長けています。
相手が受け取りやすいボールを投げるキャッチボールの工夫がうまい人が選ばれているのです。
今回ご紹介した特徴や行動を意識することで、周囲から信頼され、より多くの重要な仕事を任されるようになり、自身のキャリアアップにも繋がると思います。
若手ビジネスパーソンは、これらの点を日々の業務で実践し、マネージャーは、部下の育成においてこれらの特徴を伸ばすことを意識してみてください。
このページが、読んで頂いた方の参考になれば幸いです。
参考資料
このページで参考にした資料を、以下へ記載しております。
参考図書＆おすすめの本
入社一年目の教科書／岩瀬大輔
興味のある方は→「入社1年目の教科書」楽天市場
コンサル一年目が学ぶこと／大石哲之
興味のある方は→「コンサル１年目が学ぶこと」楽天市場
参考記事
ABOUT ME
中堅企業で18年間、営業としてキャリアを積み、営業マネージャーを経て、現在は事業企画マネージャーとして、新事業の企画と事業戦略のマネジメントを担っています。
