単身赴任になったら、人生で「やること」だけでなく「やらないこと」も決めてみる
約1年半前に二度目の単身赴任となって、生活が大きく変わりました。
7年ぶりに家族と離れて暮らしています。
一人で食事をする。
仕事が終われば、一人の部屋に帰る。
最初の1年間は一人でいる「寂しさ」と「自由な感覚」が入り混じった気持ちでした。
今でも家族と離れて暮らす寂しさはあります。
でも、少し見方を変えてみると、単身赴任は人生を見直すきっかけにもなっています。
私は、単身赴任になったら一度、「これから何を大切にして生きるのか」を考えてみることをおすすめしたいです。
そして、もう一つ。
「これから何をしないのか」も決めてみてほしい。
単身赴任は、人生の優先順位を見直すきっかけになる

30代、40代になると、仕事も家庭も忙しい。
仕事では責任が増える。
部下を持つ。
家族がいる。
子どものことも考える。
住宅費や教育費など、お金のこともある。
気がつけば、「やらなければならないこと」で毎日が埋まっていく。
だからこそ、一度立ち止まって、「自分は何を大切にしたいのか」を考える時間が必要になります。
単身赴任になると、家族と離れて暮らすことで、これまで当たり前だった日常を少し離れたところから見ることができます。
実際、単身赴任を経験した人と話すと、「仕事」「家族」「これからの人生」について考えるようになったという話題になることは少なくありません。
「やりたいこと」だけでは、時間が足りない
人生を考えるとき、「これから何をしたいか」を考える人は多いです。
旅行に行きたい。
本を読みたい。
運動したい。
家族と過ごしたい。
新しいことに挑戦したい。
もちろん、それは大切です。
でも、30代、40代になると、それだけでは足りないと思います。
なぜなら、時間には限りがあるからです。
だから、「やりたいこと」だけではなく、「やらないこと」も決める。これが大切になります。
例えば仕事では、
「すべての仕事を自分で抱えない」
「必要以上に他人の評価を気にしない」
「完璧を目指しすぎない」
と決める。
プライベートでは、
「休日を仕事だけで潰さない」
「気が進まない付き合いを増やさない」
「睡眠を削らない」
「将来のことを考えすぎて、今を犠牲にしない」
と決める。
「やらないこと」は、何かを我慢するためのルールではありません。
本当に大切なものを守るためのルールです。
家族との時間も、考え方が変わる
単身赴任をすると、家族との時間についても考えるようになります。
毎日一緒に暮らしていると、「また来週がある」、「また今度、一緒に出かければいい」と思ってしまう。
でも、離れて暮らすと気づく。
家族と過ごせる時間にも、限りがあると。
だから、「休みが取れたら家族と過ごす」ではなく、「家族との予定を先に確保する」という考え方になりました。
そして、今はこれを確実に実行しています。
単身赴任をする前も、家族との時間を大切にしたいと思っていたし、8年半前に単身赴任の期間を終えて家族と暮らせるようになった時も、同じ想いを抱いていました。
しかし、実際にそれを実行できた期間や回数は決して多くなかったと思います。
だから、「家族との予定を先に確保する」という考え方は、単身赴任者だけではなく、30代、40代の家庭を持つビジネスパーソンにおすすめしたいです。
単身赴任を「失ったもの」だけで考えない

単身赴任には、もちろん大変なこともあります。
家族と離れる寂しさ。
移動の負担。
一人で生活する不便さ。
一方で、一人の時間が増えるという側面もあります。
本を読む。
運動する。
映画を見る。
街を歩く。
これからの人生を考える。
新しいことを始める。
つまり、単身赴任だからこそ使える時間もあるということです。
大切なのは、「単身赴任で何を失ったか」だけを見るのではなく、「単身赴任をきっかけに、何を見直すことができるか」を考えることなのだと思う。
まとめ
単身赴任になったら、一度、自分の人生を棚卸ししてみて欲しいです。
「大切にすること」
「やりたいこと」
そして、「やらないこと」を決める。
仕事で頑張ること、頑張らないこと。
家族との時間。
自分自身の時間。
これから10年でやりたいこと。
そして、これから減らしたいこと。
単身赴任は、ただ家族と離れて暮らす期間ではありません。
もしかすると、「これから、どんな人生を送りたいのか」を考えるための期間なのかもしれません。
仕事も大切。
家族も大切。
自分の時間も大切。
全部を完璧にする必要はない。
だからこそ、「何を大切にして、何をやめるのか」を自分で決めてみる。
それだけでも、単身赴任という時間の意味は、少し変わるのではないでしょうか。
以上
