ポジティブな人は、考え方をコントロールしている
「いつも前向きな人って、何が違うんだろう?」
仕事でもプライベートでも、嫌なことは起きます。
仕事で失敗することもある。
上司から厳しく言われることもある。
人間関係で悩むこともある。
それなのに、前向きに見える人がいる。
その違いは、性格だけではないのかもしれません。
私は最近、ポジティブシンキングのポイントは、「思考の向きを自分で選び直すこと」なのではないかと思っています。
ポジティブ=いつも明るい、ではない
ポジティブな人は、嫌なことが起きても何も感じないわけではありません。
落ち込むし、腹も立つ。
不安になることもある。
でも、その感情に引っ張られ続けない。
例えば仕事で失敗したとき、
「自分はダメだ」で終わるのではなく、「何が原因だったんだろう?」、「次はどうすればいい?」と考え直す。
つまり、
「起きた出来事」ではなく、「その出来事をどう捉えるか」を意識しているのです。
思考は、ある程度コントロールできる

感情そのものを完全にコントロールするのは難しい。
でも、何を考えるかは、ある程度選ぶことができます。
「今、自分は落ち込んでいるな」と気づく。
そして、「このまま考え続けるのか」、「別の見方をしてみるのか」を選ぶ。
これは、マインドフルネスにも少し似ています。
まず自分の思考や感情に気づく。
その上で、「では、どう考える?」と一歩引いて考える。
ポジティブシンキングとは、無理やり「良いことだ」と思い込むことではなく、思考の向きを選び直すことなのだと思います。
環境も思考に影響する

もう一つ大切なのが、周囲の人です。
家族や職場の同僚など、日常的に長い時間を一緒に過ごす人からは、知らないうちに影響を受けています。
「どうせ無理」
「また失敗するよ」
「会社なんてそんなもの」
という言葉を毎日聞いていれば、自分の考え方にも少しずつ影響するでしょう。
反対に、
「まずやってみよう」
「何か方法があるんじゃない?」
「次に活かせばいいよ」
という人と一緒にいると、自分もそう考えやすくなる。
つまり、人は周囲の人から言葉だけでなく、物事の捉え方そのものを学んでいるのかもしれません。
だからこそ、ポジティブに生きるためには、自分の思考を整えるだけでなく、自分がどんな人と時間を過ごすかも大切なのです。
人は言葉の影響を強く受ける
私は、人は言葉の影響を強く受ける生き物だと思っています。
ポジティブな言葉もネガティブな言葉も、それを耳にする人に大きな影響を与えていると考えています。
だから、
職場でも家庭でも、一人の発言(言葉)で場の雰囲気が大きく変わることがあるのだと思います。
だからこそ、
私は、自分が使う言葉をできるだけポジティブにしようと心がけています。
職場を盛り上げるために使うポジティブな言葉も、自分自身を上げるためのポジティブな言葉も、使い続けていると本当にポジティブな気持ちになれます。
つらいとき、苦しいときに、無理にテンションを上げる必要はありません。
落ち込んでいる自分がいたら、その自分の気持ちに自分自身が気づいてあげる。
そして素直に落ち込んでいる自分や、凹んだ気持ちを認める。
その上で、少しずつ自分が使うポジティブな言葉を増やしていく。
楽しいときもあれば、苦しくて落ち込むときもあるけど、使う言葉はできるだけポジティブな言葉を使う。
これを継続して実践していると「自分も自分の周りも最近明るいな!」と感じる場面が増えてきます。
自分がポジティブな言葉を使うということは、自分の周りの環境を前向きな雰囲気に整えていくということに繋がります。
是非、試してみてください。
まとめ
ポジティブシンキングは、「何でも前向きに考えよう」という精神論ではないと思います。
嫌なことがあってもいい。
落ち込んでもいい。
不安になってもいい。
その上で、「じゃあ、自分はどう考える?」と、思考の向きを選び直す。
そして、その思考は周囲の環境からも影響を受ける。
だから、
自分の思考を整えること。
そして、自分を取り巻く環境を整えること。
この2つが、日常を少しずつ前向きに変えていくのではないでしょうか。
「ポジティブな人になる」のではなく、「前向きな方向に考え直せる人になる」。
私は、それくらいの捉え方がちょうどいいと思っています。
